【感想】人間関係もパソコン術のうち? 中山真敬『入社1年目で差がつくパソコン術 20代で「結果を出す人の教科書」』三笠書房
「パソコン術」というタイトルがやけに気になるこの入社1年目で差がつくパソコン術。
三笠書房の「知的生き方文庫」から出版されています。
やだ!矢印のデザインがかっこいい!
余談ですが、NHK朝ドラ「花子とアン」で吉高由里子さんが演じた、翻訳家・村岡花子翻訳の「赤毛のアン」。 実際にこの本を出版したのが三笠書房だというのが、私が持つ知識の限界でした。
パソコン初心者におすすめなわけ①なぜパソコンスキルを上げるべきかわかる!
この本は、ワード、エクセル、メールなどの分野に分かれてますが、私みたいなパソコン初心者なら通して読むのがおすすめだと思います。
何故なら、この本はパソコンの使い方を分かり易くまとめているだけでなく、全体が「パソコンが使いこなせれば、できる人になれる!」という考え方のもと書かれているからです。
なので、パソコン初心者がこの本を読むことで、「何の為にパソコンスキルを磨くべきなのか」という考えを固められるという効果もあります。
パソコン初心者におすすめなわけ②時間短縮できる!
ワード、エクセルを使う場合は特に正確さと作業スピードを意識する事が大切になってきます。
時間短縮で大切なのは、なるべくマウスを使わないことが大切になってきます。この本では、そんな時間短縮に必要なショートカットキーが多数掲載されております。
例えば、
Ctrl +B=太字にする
Ctrl +U=下線付きにする
Ctrl +X=切り取り
Ctrl +C=コピー
などです。
これらを記憶し正確に使用するのは難易度が高いですが、使いこなせれば、紙で書くよりも早く、ライティングが出来るようになりそうです。
パソコン初心者におすすめなわけ③ケアレスミスが減る!
初心者ならずとも、入力の際のスピードアップと、ケアレスミスを減らすことは作業の効率化の為に大切ですが、実感としては、初心者の入力スピードが遅い大きな原因がケアレスミスを直す際のタイムロスであると感じます。
特にエクセル入力などは、
空白セルを一気に選択
F5キー+セル選択をクリック+空白セルにチェックをいれる
セルの列幅をそろえる
列を同時選択して、境界をクリックしながら、スライドさせる
などを使うことで、数字の漏れを防いだり、スペースを均等にしたりする事が出来ます。こうした作業をしておくかどうかで、ミスを減らす事ができるのです。
パソコン初心者におすすめなわけ④人間関係もパソコンで解決できる!
メールチェックの速さや、Gmailの活用術などを身に着ける事で、周囲の社員の方と円滑なコミュニケーションを取れるようにもなります。
メールでよく使う文章を登録する
新規メールを画面に開き、〔挿入〕→〔署名〕ボタンをクリック。よく使う文を加える
↓
〔署名〕ボタンをクリックし、登録した文章をクリックする
メールを「開封確認」付きにする
オプションをクリック
↓
開封確認の要求にチェックをいれる
これらの操作を使いこなす事で、素早くメールのやり取りが出来るだけでなく、伝えたい情報に優先順位をつけたりが容易であるという事です。
記事で挙げた操作方法は本に記載されているほんの一部でしかないですが、仕事場以外でも利用できそうです。
今の時代、パソコンの得意・不得意が評価に結びついてしまいがちです。そういった意味でも、こうした本を通して基本技術をマスターし、できるやつという評価をゲットしましょう!