【海外SEO】国ごとのSEOの違いを調べてみた
SEO対策というのは、国によって方法や考え方が違います。
インターネットの利用を制限する政策をとっている国もあるので、ウェブサイト立ち上げの難易度や方法などは国によって違うようですが、SEO対策という考え方はどの国にも存在するようです。
今回は、そんな日本以外のSEO対策はどのように行われているのかの概要を見ていきたいと思います。
世界の検索エンジンで圧倒的シェアのGoogle
検索エンジンのシェアとしては、Googleが圧倒的であり、世界の9割以上の人に利用されています。
日本の場合はGoogleが62%、Yahoo!が32%という割合となっていますが、Yahooは現在、Googleのエンジンを使用しているので、多くの国と同様に、SEO対策は、Googleに対して行われるというのが基本であるようです。
韓国や中国のSEO対策:自国製検索エンジンを重視
以前は途上国と言われながらも、近年急速な勢いで発展している新興国では、自国製の検索エンジンが高いシェアを誇っている事があります。
韓国の場合はNaver、中国の場合は百度(Baidu)がそれにあたります。
対策としては、Googleと同様に外部対策と内部対策がありますが、中国の場合は、サイトを作る際に申請が必要であり、作った後も、検索エンジンに登録をする必要があります。
百度(Baidu)は順位変動が大きく、インデックスが遅い
百度では、サイトの検索順位が安定しない傾向があります。
また、インデックスもGoogleに比べてかなり遅いという特徴があります。
こうした状況から、Google同様のSEO対策を行う事に一定の効果はありますが、やはり政府公認のウェブサイトの影響力が絶大なので、これらのサイトにリンクしたりといった方法が取られる事が多いようです。
英語圏では動画SEOが活発に
英語圏ではGoogleとGoogleローカル版をユーザーが言語の壁なく使いこなす事ができるので、それぞれの特徴をつかむ必要があります。
Google発祥の地のアメリカを含む英語圏の特徴として、2~4語といった複合ワードで検索される割合がかなり多いです。
それ故、日本に比べてロング・ミドルテールが効果的なようです。
また、Youtubeを使ったSEOも日本に比べて盛んであり、かなり注目されています。